UHD BDを堪能するため1000nit超でコスパの良い4Kテレビを比較評価してみた

これまで使っていたテレビは2010年発売のSONY最後のCCFL(蛍光管)機種「BRAVIA KDL-40HX700」。
4K素材も見ることもないのでエコポイント時代のフルHDテレビを使ってきた。
だが今年に入って「シン・ゴジラ」「君の名は」などの映画でUHD BD版の発売が増えてきた。
さすがにUHD BDを買っても見られない・・・だと残念なので、4K本放送を来年に控えているにも関わらず、購入に踏み切ることとした。(どうせ放送の4Kは見ることないだろう・・・)

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要件

探す際に用いた要件は以下の4つ

  • 55インチ以上
    今まで40インチだったが、やや小さく感じてきたため「大は小を兼ねる」ということで55インチ以上とした。
  • 疑似HDR対応
    4K HDR素材が増えてきたとはいうものの、持っている素材はテレビ放送やBDがほとんどだ。
    せっかくなのでこれまでの素材もHDRで楽しみたい!ということで疑似HDR機能も条件に入れることにした。
  • ピーク輝度1000nit以上
    一応101nit以上であればHDRテレビを名乗れるようなのだが、それでは新しく買う意味がない。
    UHDBDなどの4K HDR素材を楽しむためにはピーク輝度1000nit以上が求められる。
  • 25万円くらい
    やはり重要なのは価格。

候補

SONY

BRAVIA X9500E

BRAVIA X9000E

コメント

ある程度のスペックを求めると高くなってしまう。
海外仕様ではスピーカーなしのX93Eがあるが、日本ではスピーカーありのX9500Eとなっている。
X1 ExtremeがX9000Eに搭載されると期待してものの、HDR X1となっている(X1からHDR X1に変更となりHDRリマスターとSuper Bit Mapping 4K HDRが追加された)。

Panasonic

2017年機種にてUltra HD Premium(ピーク輝度が最低1000nit)対象機種が有機ELのEZ950以上のため却下。
2016年機種のDX950はUltra HD Premium対象だが最安32万円と高い。

東芝

REGZA Z810X

  • 55インチ以上【○】
    58Z810X
  • 疑似HDR対応【○】
    AI機械学習HDR復元
  • ピーク輝度1000nit以上【○】
    前機種のZ20Xから対応
  • 25万円くらい【○】
    254000円(6月4日時点)

まとめ

価格と要件を考えた結果「東芝 REGZA 58Z810X」が残った。
SONYは上位機種のスペックはすごいものの、やはりある程度のスペックを求めると高くなってしまい、コストパフォーマンスが悪い。
Panasonicも同様。Ultra HD Premiumの壁は高い。
東芝は今年2月発売ということもあり値段がこなれている。
また前機種Z20Xのマイナーチェンジということもあり、値下がりが多少早くなっているように感じられた。

(2018/1/31追記)
58Z810Xのレビューを公開しました。

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